報道発表
日・バハマ外相会談
令和6年12月13日
12月13日、午後8時15分から約20分間、岩屋毅外務大臣は、第8回日・カリコム外相会合に出席するために訪日中のフレデリック・ミッチェル・バハマ国外務大臣（Hon. Frederick Mitchell, Minister of Foreign Affairs of the Commonwealth of Bahamas）と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣から、14日に開催予定の第8回日・カリコム外相会合の機会におけるミッチェル外相の訪日及び来年の外交関係樹立50周年を歓迎する旨述べました。また、本日の日・バハマ議員連盟発足に祝意と期待を示しました。
- 岩屋大臣から、日本は対カリコム政策の3本柱に沿って、小島嶼・低地開発途上国特有の脆弱性克服と持続的発展に向け、過去10年にわたり協力を積み重ねてきた旨述べました。また、防災体制整備を目的として、カリブ災害危機管理機関を通じ、約210万ドルの支援を実施している旨述べました。これに対し、ミッチェル外相は、これらの日本からの協力に謝意を表明しました。また、引き続き、日本を含めた国際社会に格差解消、脆弱性克服に向けた協力への期待を表明しました。
- 両大臣は、日・カリコム関係及び日・バハマ二国間関係の一層の強化を確認するとともに、分断が懸念される世界を協調に導くためには、自由、民主主義や法の支配の尊重などの価値・原則を重視し、対話を積み重ねる必要があることで一致しました。
（参考）バハマ国基礎データ
バハマ国は、面積約1万4,000平方キロメートル（福島県とほぼ同じ大きさ）。人口約41万人（2021年、世界銀行）。人口1人当たり国民総所得（GNI）は約3万米ドル（2022年、世界銀行）。