報道発表
日・バルバドス外相会談
令和6年12月14日
12月14日、午後4時30から約20分間、岩屋毅外務大臣は、第8回日・カリコム外相会合に出席するため訪日中のケリー・シモンズ・バルバドス外務・貿易大臣兼生産部門調整上級大臣（Hon. Kerrie Druard Symmonds, Minister of Foreign Affairs and Foreign Trade and Senior Minister coordinating the Productive Sector of Barbados）と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣から、本日開催した第8回日・カリコム外相会合の機会におけるシモンズ大臣の訪日を歓迎する旨述べました。
- 岩屋大臣から、気候変動分野におけるバルバドスのブリッジタウンイニシアティブを評価する旨述べ、同分野においてバルバドスと協働していきたい旨述べました。また、バルバドス等カリコム諸国の声をG7、G20等国際場裡にも反映していけるよう努めたい旨述べました。
- さらに、岩屋大臣から、日本は対カリコム政策の3本柱に沿って小島嶼開発途上国特有の脆弱性克服と持続的発展に向け、過去10年にわたり協力を積み重ねてきた旨述べました。これに対し、シモンズ大臣は、日本からの支援への謝意と更なる協力への期待を表明しました。また、今後、日本を含めた太平洋地域との関係を強化していきたい旨述べました。
- 両大臣は、日・カリコム関係及び日・バルバドス二国間関係の一層の強化を確認するとともに、対話を積み重ね、関係を強化していくことが重要との認識を共有しました。
（参考）バルバドス基礎データ
バルバドスは、面積約430平方キロメートル（種子島とほぼ同じ大きさ）。人口約28万人（2023年、世界銀行）。人口1人当たり国民総所得（GNI）は約1万9千米ドル（2022年、世界銀行）。