報道発表
国連総会ボランティア決議案(2024年)の国連総会第三委員会での採択
令和6年11月14日
11月14日(現地時間13日)、ニューヨークにおいて、日本とブラジルが主導し、国連総会第三委員会に提出した「持続可能な開発目標を達成し、誰一人取り残さないためのボランティア活動の強化」決議案が100か国の共同提案国を得て、コンセンサスにより採択されました。
- 「ボランティア国際年」は、1993年に国連ボランティアとしてカンボジアで活動中に殉職された中田厚仁氏のお父様、中田武仁氏の提唱に基づき、1997年に日本政府が国連総会に提案し、国連総会の場において決定されたものです。
- 今般採択された決議では、防災・災害復興におけるボランティアの重要性、障害者の参加、世代を超えたボランティアの推進、女性の参加の更なる奨励などが盛り込まれるとともに、ボランティアの保護のための取組を要請し、ボランティア活動を2030アジェンダに統合するための取組を奨励しています。
- 日本政府としては、この機会に、国際ボランティア活動の提唱に取り組んだ中田氏の思いを改めて想起するとともに、今後とも、引き続きボランティア活動の世界的な推進を支援していきます。
- 本決議案は、12月の国連総会本会議において採決される予定です。