報道発表

パキスタン・イスラム共和国に対する無償資金協力「インダス川流域における洪水管理強化計画」に関する書簡の署名・交換

令和6年11月13日

 11月13日(現地時間同日)、パキスタン・イスラム共和国の首都イスラマバードにおいて、和田充広駐パキスタン・イスラム共和国日本国特命全権大使と、ニアズ・カジム・パキスタン・イスラム共和国経済省次官(His Excellency Mr. Kazim Niaz, Secretary to the Government of the Islamic Republic of Pakistan, Ministry of Economic Affairs)との間で、供与限度額28.31億円の無償資金協力「インダス川流域における洪水管理強化計画」に関する書簡の署名・交換が行われました。

  1. パキスタンは、山岳地帯が多いという地形的特徴から自然災害による被害を受けやすい環境にあり、モンスーン等の影響による大雨、洪水、鉄砲水や地滑り等の自然災害は、同国民の尊い生命や財産を脅かし、社会経済発展の停滞を招く要因となっています。
  2. 本協力は、インダス川及び支川流域(パンジャブ州、ハイバル・パフトゥンハー州等)を対象として、河川の水量及び気象状況の情報収集・解析システムを整備することで災害の状況を迅速に把握し被害を最小化するとともに、河川護岸構造等の改修・補強を行うことで水害発生の抑制を図るものです。
(参考)パキスタン・イスラム共和国基礎データ

 パキスタン・イスラム共和国は、面積約80万平方キロメートル(日本の約2倍の大きさ)、人口約2億4千万人(2023年、国勢調査)、1人当たり国民総所得(GNI)は1,500米ドル(2023年、世界銀行)。


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