報道発表
「核兵器のない世界」に向けた国際賢人会議第5回会合の開催
令和6年10月31日
11月6日及び7日の日程で、「核兵器のない世界」に向けた国際賢人会議の第5回会合がオンライン形式で開催されます。
- 国際賢人会議は、核兵器国と非核兵器国の双方からの参加者が、それぞれの国の立場を超えて知恵を出し合い、また、各国の現職・元職の政治リーダーの関与も得て、「核兵器のない世界」の実現に向けた具体的な道筋について自由闊達な議論を行う場として立ち上げられたものです。これまで、第1回会合は2022年(令和4年)12月に広島で、第2回会合は2023(令和5年)年4月に東京で、第3回会合は2023年(令和5年)12月に長崎で、第4回会合は2024年(令和6年)5月に横浜で、それぞれ開催されました。
- 同会議は、座長を務める白石隆(しらいし たかし)熊本県立大学特別栄誉教授を始めとする15名が委員として参加しています。
(参考)「核兵器のない世界」に向けた国際賢人会議
- 委員(15名)
- 白石 隆(座長) 熊本県立大学特別栄誉教授
- アンゲラ・ケイン 元国連事務次長兼国連軍縮担当上級代表
- ローズ・ゴッテメラー 元米国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)
- 高見澤 將林 東京大学公共政策大学院客員教授
- ジョージ・パーコビッチ 米カーネギー国際平和財団副会長
- グスタヴォ・スラウビネン 第10回NPT運用検討会議議長
- イアン・アンソニー スウェーデン国防研究所(FOI)防衛分析部安全保障政策班分析官
- ブルーノ・テルトレ 仏戦略研究所副所長
- ディナ・カワール 駐米ヨルダン大使
- マルティ・ナタレガワ 元インドネシア外務大臣
- マンプリート・セティ 印空軍力研究センター(CAPS)フェロー
- 秋山 信将 一橋大学 国際・公共政策大学院教授/日本国際問題 研究所軍縮・科学技術センター所長
- ターニャ・オグルビー・ホワイト 核軍縮・不拡散アジア太平洋リーダーシップ・ネットワーク(APLN)リサーチディレクター
- アントン・フロプコフ 露エネルギー・安全保障研究センター(CENESS)センター長
- 趙通(ジャオ・トン) 米カーネギー国際平和財団シニアフェロー
- 活動方針
2024年(令和6年)5月の第4回会合において、2026年(令和8年)NPT運用検討会議に向けて提言をまとめるべく、以後2回程度の会合を開催することとし、第5回会合はオンラインで実施する方向で調整することが確認された。