報道発表
公益財団法人日本台湾交流協会台北事務所における在外選挙人名簿登録申請手続の遅延
令和6年10月30日
- 今般、公益財団法人日本台湾交流協会台北事務所で受理し、本来であれば本年7月から9月に市区町村選挙管理委員会に送付すべきであった6件の在外選挙人名簿登録申請について、各選挙管理委員会への送付が遅延した結果、在外選挙人証の交付が今月の衆議院議員総選挙等への投票に間に合わない事態となったことが判明しました。
- 具体的には、6件のうち3件について、今月の衆議院議員総選挙等の前に交付することができず、また、その他の3件について、交付が同選挙等の直前となり、申請者の方が郵便等投票を行うための十分な時間を取ることができませんでした。
- 本事案発覚後、同事務所から該当する申請者に対し謝罪を行いました。
- 外務省としては、選挙権の行使という国民の基本的権利に関わる重大な事案として本件を厳粛に受け止めており、公益財団法人日本台湾交流協会とともに再発防止に万全を期していく考えです。
(参考)
台湾における在外選挙人には、「郵便等投票」、「日本国内における投票」、「第三国での在外公館投票」のいずれかの方法での投票機会が設けられています。