報道発表
日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト
(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の実施(結果)
令和6年10月28日
10月26日及び27日、沖縄県キャンプ桑江内のレスター・ミドルスクールにて「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の本年度の事業(第3回)が開催されたところ、概要は以下のとおりです。
1「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」の狙い
在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中高生と在日米軍関係者の子息である米国人の中高生が、文化・教育交流を通じて相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的としています。
今般開催されたキャンプ桑江での事業には、日米の中・高校生約50名が交流しました。
2 概要
(1)学生によるプレゼンテーション


- 1日目:10月26日(土曜日)
学生たちは、8つのグループに分かれ、自国の文化を紹介し合い、英語及び日本語でプレゼンテーション等を行いました。 - 2日目:10月27日(日曜日)
学生たちは、「地域資源活用したヒット商品」をテーマに沖縄県の特産品や観光資源を活用した新しい商品・サービスについてグループで考え、英語と日本語でプレゼンテーションを行いました。
(2)閉会式(表彰式及び修了式)(2日目:10月27日)


日本側から、宮川学特命全権大使(沖縄担当)、又吉進外務省参与、渡久地政志北谷町長、仲村宗男宜野湾市教育委員会教育長、高江洲実沖縄市教育委員会教育長等が、米側からマーク・ウォーカー米海兵隊キャンプ・フォスター司令官(大佐)(Colonel Marc T. Walker, Commanding Officer, Headquarters and Support Battalion)、クレイグ・マクシー米国防省教育部(DoDEA)太平洋支部南区(沖縄)副教育長(Mr. Craig Maxey, Community Superintendent, DoDEA Pacific South District)等が出席し、参加者全員の2日間の健闘を称え、挨拶を行いました。



3 参加した日米学生の所感(例)
(1)日本側の参加者
- 米国の生徒との交流を通じて、言語の壁を越えて、仲を深めることができた。この経験を活かしていきたい。次の機会があればまた参加したい。
- 楽しい環境で英語を学んだのは初めての体験だったので、とても楽しかった。将来、留学できるようになりたいと思った。
(2)米側の参加者

- 新しい友達ができ、新しいことを学ぶことができ、とても楽しかった。来年も同じ事業が開催されたら、必ず参加したい。
- これまで日本で参加したことがある文化交流事業では、日本語がメインだったが、今回の事業は、日本語よりも、日本の文化についてより多く学ぶことができたため、とても楽しかった。
(参考)実施形態
- 共催:外務省、米国防省教育部(Department of Defense Education Activity:DoDEA)
- 開催協力:沖縄市、嘉手納町、北中城村、宜野湾市、北谷町、嘉手納飛行場