報道発表

第16回日・マレーシア次官級協議の開催

令和6年10月22日

 10月22日(現地時間同日)、日・マレーシア次官級協議が、マレーシアのプトラジャヤで開催され、日本側から船越健裕外務審議官が、マレーシア側からアムラン・モハメド・ジン外務次官(Dato’Amran Mohamed Zin, Secretary General, Ministry of Foreign Affairs, Malaysia)が参加しました。今回の協議は、昨年12月に両国首脳が本協議を再活性化させることで一致したことを受け、9年ぶりに開催したものです。協議の概要は次のとおりです。

  1. 両国の「包括的・戦略的パートナーシップ」を強化するために、安全保障や経済、環境、人材育成の分野における幅広い協力の深化のあり方について具体的な議論を行いました。
  2. 東・南シナ海、ミャンマー、ウクライナ、中東情勢を含む地域・国際情勢についても幅広く意見交換を行うとともに、来年、マレーシアがASEAN議長国を務めることも踏まえ、ASEAN主導の枠組においても、両国の連携を一層強化していくことを確認しました。
  3. なお、この機会を活用し、船越外務審議官はモハマド・ハサン・マレーシア外務大臣とラジャ・ヌシルワン・マレーシア国家安全保障会議事務局長を表敬し、両国間の意思疎通をさらに重層的にすることで一致しました。

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