報道発表
日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト
(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の実施(結果)
令和6年10月7日
10月5日及び6日、東京都横田飛行場内のヨコタ・ハイスクールにて「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の今年度の事業(第2回)が開催されたところ、概要は以下のとおりです。
1 「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」の狙い
在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中高生と在日米軍関係者の子息である米国人の中高生が、文化・教育交流を通じて相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的としています。
今般開催された横田飛行場での事業には、日米の中・高校生約40名が交流しました。
2 概要


- 学生によるプレゼンテーション
- 1日目:10月5日(土曜日)
学生たちは7つのグループに分かれ、自国の文化を紹介し合い、英語及び日本語でプレゼンテーション等を行いました。 - 2日目:10月6日(日曜日)
学生たちは、福生市の特産品や観光資源を活用した新しい商品・サービスについてグループで考え、英語と日本語でプレゼンテーションを行いました。
- 1日目:10月5日(土曜日)


- 閉会式(表彰式及び修了式)(2日目:10月6日)
日本側から、加藤育男福生市長(周辺自治体5市1町代表)、高尾直外務省北米局日米地位協定室長等が、米側からセス・グレーブス在日米軍司令部J1部長(大佐)(Colonel Seth Graves, J1 - Director, Headquarters, U.S. Forces, Japan)等が出席し、参加者全員の2日間の健闘を称え、挨拶を行いました。
3 参加した日米学生の所感 (例)

- 日本側の参加者
- アメリカの学校で学ぶということ自体がとても新鮮で、普段の勉強よりも楽しく、深く学ぶことができました。
- 他の国の文化に対する理解がより深まり、自分をより表現することができるようになりました。またこのような機会があれば、参加したいです。
- 米側の参加者
- このイベントは、日本とアメリカの文化の架け橋となるようなインパクトのあるものだと思います。私たちは日本の文化を学び、また日本の学生にアメリカの文化を教えることができました。
- このイベントはとても効果的な学習の機会であり、日本人の友達を作ることができてよかったです。私の兄弟など、他の人にもこのイベントに参加するように伝えます。
- 早く家に帰って、2人も新しい友達ができて、彼らと一緒にいるのがどんなに楽しいか、両親に話したいです。
(参考)実施形態
- 共催:外務省、米国防省教育部(Department of Defense Education Activity:DoDEA)
- 開催協力:横田飛行場周辺自治体(福生市、昭島市、立川市、羽村市、瑞穂町、武蔵村山市)、横田飛行場