報道発表

中央アフリカ共和国に対する無償資金協力「食糧援助(WFP連携)」に関する書簡の署名・交換

令和6年9月11日

 9月10日(現地時間同日)、カメルーン共和国の首都ヤウンデにおいて、青木瞬在中央アフリカ共和国日本国臨時代理大使(カメルーンにて兼轄)とウサイノウ・タール国連世界食糧計画(WFP)中央アフリカ事務所代表(Mr. Housainou TAAL, Representative and Country Director of the World Food Programme in the Central African Republic)との間で、中央アフリカに対するWFPを通じた食糧援助として、総額2億円の無償資金協力に関する書簡の署名・交換が行われました。

  1. 中央アフリカでは、長く続く人道危機に加え、ウクライナ情勢や世界的な資源価格の高騰等が食料需給を逼迫し、2024年には250万人に人道的な食料支援が必要とされており、同国の食料安全保障への対策が急務となっています。
  2. この協力は、中央アフリカ共和国政府の要請を踏まえ、WFPを通じて食料を供与することにより、同国の食料事情を改善することを目的として実施するものです。
  3. 我が国は、2022年(令和4年)8月に開催した第8回アフリカ開発会議(TICAD 8)において、「食料危機対応・持続可能な農業生産支援」に取り組むことを表明しており、この協力はこれを具体化するものです。
(参考)中央アフリカ共和国基礎データ

 中央アフリカ共和国の面積は約623,000平方キロメートル(日本の約1.7倍)、人口は約556万人(2022年、世界銀行)、一人当たりGNI(国民総所得)は480米ドル(2022年、世界銀行)。


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