報道発表
日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト
(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の実施(結果)
9月7日及び8日、山口県岩国飛行場内のM.C.ペリー・ハイスクールにて「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の今年度の事業が開催されたところ、概要は以下のとおりです。
1 「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」の狙い
在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中高生と在日米軍関係者の子息である米国人の中高生が、文化・教育交流を通じて相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的としています。
今般開催された岩国飛行場での事業には、日米の中・高校生約30名が参加しました。
2 概要
(1) 学生によるプレゼンテーション
(ア)1日目:9月7日(土曜日)
学生たちは5つのグループに分かれ、自国の文化を紹介し合い、英語及び日本語でプレゼンテーション等を行いました。
(イ)2日目:9月8日(日曜日)
学生たちは、岩国市の特産品や観光資源を活用した新しい商品・サービスについてグループで考え、英語と日本語でプレゼンテーションを行いました。
(2) 閉会式(表彰式及び修了式)(2日目:9月8日)
日本側から、福田良彦岩国市長、守山敏晴岩国市教育委員会教育長、高尾直外務省北米局日米地位協定室長等が、米側からリチャード・ラスノック米海兵隊岩国飛行場司令官(大佐)(Colonel Richard M. Rusnok, Jr., Commanding Officer, Marine Corps Air Station Iwakuni)、ソニア・ゲイツ米国防省教育部(DoDEA)太平洋東地区副教育長(Ms. Sonya Gates, Community Superintendent DoDEA Pacific East District Superintendent)等が出席し、参加者全員の2日間の健闘を称え、挨拶を行いました。
3 参加した日米学生の所感 (例)
・基地の近くに住んでいるのに、基地内のアメリカの学生と交流する機会が少ないため、今回のイベントで互いの文化や言語を知る機会になりました。(日本側の参加者)
・日本とアメリカの学生同士の関係を深めることができ、とても有意義なイベントでした。(米側の参加者)
・今回のイベントでは、外国の人は考え方が違うことが分かったが、その中でたくさんのことを学ぶことができました。学校で習った英語を実際に試すことができ、楽しかったです。また参加したいと思いました。(日本側の参加者)
・これまで日本人の学生と話す機会がないアメリカの学生にとっては、大変良いイベントでした。是非同じ学校の友達に次回のイベントへの参加を勧めたいです。(米側の参加者)
共催:外務省、米国防省教育部(Department of Defense Education Activity(DoDEA))
開催協力:山口県岩国市、岩国飛行場