報道発表
日・ボツワナ外相会談
令和6年8月25日
8月25日、午後4時50分から約20分間、上川陽子外務大臣は、アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のため訪日中のレモハン・クワペ・ボツワナ共和国外務大臣(Hon. Dr. Lemogang KWAPE, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Botswana)との間で外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、上川大臣から、外務大臣表彰を受けた小学生の絵画交流事業に触れつつ、両国の協力の裾野が広がっていることを歓迎しました。また、上川大臣から、ボツワナによる大阪・関西万博への参加が経済関係を含む二国間関係の更なる進展の機会になることを期待する旨述べました。これに対し、クワペ大臣は、これまでの日本の支援に謝意を述べ、両国間の長年の友好関係が進化してきていることを歓迎し、ボツワナからの留学生の受け入れへの謝意や日本からの投資促進に対する期待を表明しました。また、大阪・関西万博を活用してボツワナの魅力を発信したい旨述べました。
- 両大臣は、産業多角化のための中小企業振興、ダイヤモンド資源からの収益を有効活用してきたボツワナの知見を活かした南部アフリカ地域の鉱物資源ガバナンス強化といった分野で両国間の連携を強化していくことで一致しました。
- 両大臣は、明年のTICAD9を見据え、日・ボツワナ関係を更に発展させることを確認しました。