報道発表

日・コートジボワール外相会談

令和6年8月25日
カク・ウアジャ・レオン・アドム・コートジボワール共和国外務・アフリカ統合・在外自国民大臣と握手し会議場へ案内する上川外務大臣
カク・ウアジャ・レオン・アドム・コートジボワール共和国外務・アフリカ統合・在外自国民大臣と会談する上川外務大臣

 8月25日、午前10時13分から約25分間、上川陽子外務大臣は、アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のため訪日中のカク・ウアジャ・レオン・アドム・コートジボワール共和国外務・アフリカ統合・在外自国民大臣(H.E. Mr. Kacou Houadja Léon ADOM, Minister of Foreign Affairs, African Integration and Ivorians Abroad of the Republic of Côte d'Ivoire)との間で外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、本年4月の訪問時の温かいおもてなしへの感謝を伝えつつ、仏語圏西アフリカのハブであり、重要なパートナーであるコートジボワールとの協力関係を一層強化したい旨述べました。これに対し、アドム大臣は、日本のこれまでの協力に対する謝意を述べるとともに、二国間関係は歴史的高みにある旨述べ、日本による更なる投資への期待を表明しました。
  2. 上川大臣から、経済広域担当官の活用に言及し、両大臣は、日本からの投資増大も念頭に置きつつ、12月にコートジボワールで開催される日・アフリカ官民経済フォーラムの成功に向けて協力していくことで一致しました。また、両大臣は、インフラ整備を通じた地域の連結性強化、地域警察の人材育成強化や刑事司法分野の能力向上など法の支配の分野等、幅広い分野で両国間の連携を強化していくことで一致しました。
  3. 両大臣は、明年のTICAD9を見据え、日・コートジボワール関係を更に発展させることを確認しました。

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