報道発表
辻󠄀外務副大臣とワリード・アルジェリア民主人民共和国知識経済・スタートアップ・零細企業大臣との会談
令和6年8月23日
8月23日、午前9時35分から約20分間、辻󠄀清人外務副大臣は、アフリカ開発会議(TICAD)閣僚会合出席のため訪日中のヤシーン・アルマフディ・ワリード・アルジェリア民主人民共和国知識経済・スタートアップ・零細企業大臣(H.E. Mr. Yacine El-Mahdi OUALID, Minister of Knowledge Economy, Start-ups and Micro-Enterprises, People's Democratic Republic of Algeria)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、辻󠄀副大臣から、アルジェリア民主人民共和国の産業の多角化に向けた取組と、良質な若年労働力の創造性を生かしたスタートアップ支援の取組について高く評価している旨述べました。これに対し、ワリード大臣から、両国間で租税条約及び合同経済委員会設置協定が本年発効したことを歓迎し、早期に合同経済委員会第一回会合を開催したい旨の発言がありました。
- また、辻󠄀副大臣から、本年の国連安保理非常任理事国としての両国の連携に言及しつつ、アルジェリアはサヘル地域に対する経済開発など、地域の平和と安定に資する取組を実施しており、アフリカ開発の文脈で連携したい旨述べました。これに対し、ワリード大臣から、アルジェリアの産業多角化やアフリカにおける経済統合の取組について説明があり、日本と連携していきたい旨の発言がありました。
- 双方は、明年のTICAD9も見据え、日・アルジェリア関係を更に発展させる重要性を確認しました。