報道発表

シエラレオネ共和国に対する無償資金協力「食糧援助(WFP連携)」に関する書簡の署名・交換

令和6年8月28日

 8月27日(現地時間同日)、シエラレオネ共和国の首都フリータウンにおいて、望月寿信駐シエラレオネ共和国日本国特命全権大使(ガーナ共和国にて兼轄)と、イボンヌ・フォーセン国際連合世界食糧計画(WFP)シエラレオネ事務所代表(Ms. Yvonne FORSEN, Representative and Country Director of the World Food Programme in the Republic of Sierra Leone)との間で、シエラレオネ共和国に対するWFPを通じた食糧援助として、供与額2億円の無償資金協力に関する書簡の署名・交換が行われました。

  1. シエラレオネは慢性的な食料危機の状況にあり、新型コロナウイルス感染症の流行や世界食料危機の影響により、現在、人口の700万人以上が食料不安を抱え、そのうち150万人以上が深刻な状況に陥っており、食料に対する緊急ニーズが極めて高くなっています。
  2. この協力は、シエラレオネの食料安全保障及び栄養状態の改善等を目的とし、同国に対し、WFPを通じ、我が国政府米や豆類等による食糧援助を実施するものです。
  3. 我が国は、2022年(令和4年)8月に開催した第8回アフリカ開発会議(TICAD 8)において、「食料危機対応・持続可能な農業生産支援」に取り組むことを表明しており、この協力はこれを具体化するものです。
(参考)シエラレオネ共和国基礎データ

 シエラレオネ共和国の面積は約7万1,740平方キロメートル(日本の約5分の1)、人口は879万人(2023年(令和5年)、世界銀行)、人口1人当たり国民総所得(GNI)は560米ドル(2023年(令和5年)、世界銀行)。


報道発表へ戻る