報道発表
ザンビア及びナミビアにおける干ばつ被害に対する緊急無償資金協力
令和6年8月15日
8月15日、日本政府は、エルニーニョの影響による史上最悪規模の干ばつで、深刻な食料不安に直面している南部アフリカ地域のザンビア、ナミビアに対する人道支援として、計250万米ドルの緊急無償資金協力を実施することを決定しました。
- 今回の協力では、国連世界食糧計画(WFP)を通じて、緊急の食料支援を実施します。
- 日本政府は、ザンビア、ナミビア両国の政府との緊密な連携も含め、今後も、南部アフリカ地域の食料安全保障の強化に取り組んでいきます。
(参考1)実施機関、支援分野及び拠出額
国連世界食糧計画(WFP):食料250万米ドル(内訳:ザンビア向け200万米ドル、ナミビア向け50万米ドル)
(参考2)被害概要
南部アフリカ地域では、昨年末から本年初旬にかけての雨期の降水量が例年の20%程度に留まった影響で、穀物の収穫量が大幅に減少している。また、干ばつに加え、昨今の国際情勢を背景とする世界的な食料価格の高騰等の影響によって、深刻な食料不安に直面している。