報道発表
ガンビア共和国に対する無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の署名・交換
令和6年8月14日
8月13日(現地時間同日)、ガンビア共和国の首都バンジュールにおいて、広瀬真一在ガンビア共和国日本国大使館参事官(セネガルにて兼轄)と、ラング・ヤブゥ・ガンビア共和国外務・国際協力・在外ガンビア人省事務次官(H.E. Ambassador Lang YABOU, Permanent Secretary of the Ministry of Foreign Affairs, International Cooperation and Gambians Abroad, the Republic of The Gambia)との間で、供与額2.5億円の無償資金協力「食糧援助」に関する書簡の署名・交換が行われました。
- ガンビアでは農業が主要産業ですが、農業生産は天候に大きく左右され不安定であり、近年はウクライナ危機の影響による食料価格の高騰や気候変動等の影響により、特に農村部において食料危機が深刻化しており、同国の食料安全保障への対策が急務となっています。
- この協力は、ガンビアの食料安全保障の確保を目的とし、我が国政府米による食糧援助を実施するものです。
- 我が国は、2022年(令和4年)8月に開催した第8回アフリカ開発会議(TICAD 8)において、「食料危機対応・持続可能な農業生産支援」に取り組むことを表明しており、この協力はこれを具体化するものです。
(参考)ガンビア共和国基礎データ
ガンビア共和国の面積は1.13万平方キロメートル(日本の秋田県とほぼ同じ)、人口は約277万人(2023年(令和5年)、世界銀行)、人口一人当たりの国民総所得(GNI)は830米ドル(2023年(令和5年)、世界銀行)。