報道発表
ギニア共和国に対する無償資金協力「食糧援助(WFP連携)」に関する書簡の署名・交換
令和6年8月13日
8月9日(現地時間同日)、ギニア共和国の首都コナクリにおいて、垂井俊治在ギニア共和国日本国臨時代理大使とリム・ヒョン・ジョン国際連合世界食糧計画(WFP)ギニア事務所代表(Dr. LIM Hyoung-Joon, Representative and Country Director of the World Food Programme in the Republic of Guinea)との間で、ギニア共和国に対するWFPを通じた食糧援助として、供与額3億円の無償資金協力に関する書簡の署名・交換が行われました。
- ギニアにおける主要穀物は米であり、1日の摂取カロリーの約50%が米由来ですが、昨年は、インドの米輸出停止措置を受けて国内で米不足が起きるなど、同国の食料安全保障は脆弱であり、このような状況への対策が急務となっています。
- この協力は、ギニアの食料安全保障及び栄養状態の改善等を目的とし、同国に対し、WFPを通じ、我が国政府米による食糧援助を実施するものです。
- 我が国は、2022年(令和4年)8月に開催した第8回アフリカ開発会議(TICAD 8)において、「食料危機対応・持続可能な農業生産支援」に取り組むことを表明しており、この協力はこれを具体化するものです。
(参考)ギニア共和国基礎データ
ギニア共和国の面積は約24万5,857平方キロメートル(日本の本州とほぼ同じ)、人口は1,386万人(2022年(令和4年)、世界銀行)、人口1人当たり国民総所得(GNI)は1,190米ドル(2022年(令和4年)、世界銀行)。