報道発表

上川外務大臣のユースとの対話イベント出席

令和6年7月22日
上川外務大臣のユースとの対話イベント出席の様子
発言する上川大臣
対話イベント参加者の集合写真

 7月22日、午後1時40分から約1時間半、上川陽子外務大臣は、国連大学にて外務省および国連大学共催、国連広報センターの協力の下実施された「ユースとの対話:未来サミットに向けて」イベントに出席したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 本イベントは、多様なステークホルダーの見解を外交政策に反映していく必要性が高まる中、本年9月の未来サミットにおいて、SDGsや国際社会の未来に焦点を当てた議論が行われることを見据え、ユースの問題意識や考えを傾聴し、我が国の外交政策に活かすために開催されました。日本及び各国の36名のユースが参加し、意見交換を通じて相互に学び合う機会ともなりました。
  2. 冒頭、マルワラ国連大学学長による挨拶ののち、上川大臣から、概要以下の挨拶を行いました。
    1. 世界が歴史の転換点にある今、世界が複合的な危機に直面する中、新しいアイデア、イノベーション、長期的視点が必要となっている。日本の外交政策において、自由な発想の宝庫であるユースの関与を得るべきと強く考えている。若い世代は、グローバルな課題の解決を自分事と捉え、環境に優しく持続可能な新しいライフスタイルを送っている。ユースや未来世代が、それぞれの潜在能力を開花できる環境を整え、ユースを外交政策のあらゆる分野で主流化することにより、外務省は、よりよく責任を果たせる。
    2. 9月に開催される未来サミットとの関係で、皆さんにとって豊かさや幸せとは何を意味するかを伺いたい。お互いの豊かさを拡大するにはどうすればよいか。豊かさの重要な要素を未来の世代につなぐにはどうすればよいか。また、ユースの皆さんがグローバルな取組にどのように参加したいのかについても伺いたい。意思決定への意味ある参画とはどういうことなのか。国内及び国際的な場でそのために何が必要なのか。今日の相互学習の機会が、皆さんの将来のヒントともなれば嬉しい。
  3. 続いて、参加したユースとの間で、「我々が今後求めるべき豊かさ(well-being)及びそれを追求するために必要な要素とは何か」「グローバルな取組に関与していくための意思決定におけるユースの意味ある参画とは何か、そのために行うべきこととは何か」といったテーマに基づいて、参加者から活発に意見表明が行われました。
(参考)別添

 上川外務大臣冒頭発言(英文(PDF)別ウィンドウで開く和文仮訳(PDF)別ウィンドウで開く


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