報道発表
ウクライナに対する大型地雷除去機の供与
令和6年7月10日


7月9日(現地時間同日)、ウクライナの首都キーウにおいて、松田邦紀駐ウクライナ日本国特命全権大使、イーホル・クリメンコ・ウクライナ内相(H.E. Mr. Ihor KLYMENKO, Minister of Internal Affairs of Ukraine)他の列席の下、日本政府はウクライナにおける地雷・不発弾対策として、ウクライナ非常事態庁に対し、国際協力機構(JICA)を通じて大型地雷除去機4台を供与しました。
- 地雷や不発弾の除去は、住民の安心・安全の確保に不可欠であるのみならず、生活、農業、産業の再建に欠くことができない復旧・復興の前提であり、農業生産能力や物流の回復等、様々な分野への波及効果が期待されます。
- 本機材供与に先立ち、ウクライナ非常事態庁の職員に対して、大型地雷除去機の初期操作訓練を日本で実施しました。現在も大型地雷除去機は製造が続いており、年内を目途に更なる供与を予定しています。そのため、今後も同庁職員に対して大型地雷除去機の操作・維持管理訓練を実施し、同庁の機材運用能力の向上に貢献していきます。
- 我が国は、引き続き、G7を始めとする国際社会と連携しながら、国難に直面するウクライナの人々に寄り添った支援を実施していきます。