報道発表

ライダー国連政策担当事務次長による上川外務大臣表敬

令和6年6月14日
ライダー国連政策担当事務次長と握手する上川大臣
ガイ・ライダー国連事務次長による上川外務大臣表敬の様子

 6月14日、午後1時40分から約20分間、上川陽子外務大臣は、国連大学理事会に出席するために訪日中のガイ・ライダー国連政策担当事務次長(Mr. Guy Ryder, Under-Secretary-General for Policy, United Nations)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。ライダー事務次長は、今年9月に開催される国連未来サミットを担当しています。

  1. 冒頭、上川大臣から、世界が歴史の転換点にある中、未来サミットを、国連に対する信頼を強化し、多国間主義の重要性を再確認する機会としたい旨述べました。また、国際社会が分断を乗り越え、協調につなげ、持続可能な世界を実現するために人間の尊厳、人間の安全保障及び法の支配といった要素を我が国として重視しており、未来サミットに向けて連携していきたい旨述べました。また、上川大臣から、若者、女性、未来世代が活躍できる環境を整えることが、我々の責務であるとして、WPSの推進、若者の声の反映の重要性を指摘しつつ、そのためにもグローバル・ガバナンスを強化することが重要であると述べました。
  2. これに対し、ライダー事務次長は、国連における日本のリーダーシップに謝意を表した上で、未来サミットにおける重要論点に触れました。両者は、本年9月の未来サミットや来年の国連創設80周年の機会も活用し、日本と国連との協力強化のための議論を深めていくことで一致しました。

報道発表へ戻る