報道発表

日本経済新聞社・日経BP主催「ジェンダーギャップ会議」における上川外務大臣ビデオ・メッセージ

令和6年5月31日
(動画)上川外務大臣ビデオ・メッセージ

 5月31日、上川陽子外務大臣は、日本経済新聞社・日経BP主催の「ジェンダーギャップ会議『ダイバーシティ経営の最新事例2024~先進企業に学ぶ成功の秘訣~』」(外務省:後援)に際し、ビデオ・メッセージを発出したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣は、紛争下の女性など脆弱な立場の人々の「保護」に取り組みつつ、女性自身が指導的立場で紛争の「予防」や「人道・復興支援」に「参画」することで、より持続可能な平和に近づく、WPS(女性・平和・安全保障)の考え方について述べ、WPSがカバーする問題は、外交のみならず、ビジネスで活躍する方々も含めた様々な立場の人々が議論し、貢献できるものである旨述べました。
  2. その上で、上川大臣は、外務大臣として、ジェンダー平等の推進、とりわけWPSを主要外交政策の一つとして力強く推進しているとしつつ、WPSの理念を具体化するための外交的な取組について述べました。
  3. また、上川大臣は、日本国内の防災や災害対応におけるWPSの推進に関連し、能登半島地震の復興政策事業に女性の経験・視点を反映させる取組に触れた上で、外務省として、このようなグッドプラクティスを積み上げ、得られた知見や示唆を踏まえてWPSを更に推進し、我が国としてジェンダー平等と女性のエンパワーメントを促進し、平和な国際社会の構築に貢献していく考えである旨述べました。
  4. 最後に、上川大臣は、外交でもビジネスでも、「人」を大切にし、ダイバーシティを尊重する組織こそ、成長を続け、生き残って行くことができるのではないかと提言し、挨拶を結びました。

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