報道発表

日米外交・開発戦略対話

令和6年5月31日

 5月31日午前3時40分(現地時間5月30日午後2時40分)から約3時間、米国・ワシントンDCを訪問中の岡野正敬外務事務次官は、キャンベル米国国務副長官(The Honorable Kurt M. Campbell, Deputy Secretary of State of the United States)と日米外交・開発戦略対話を実施したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 4月の岸田文雄内閣総理大臣の米国公式訪問の際、日米両国が、二国間や地域にとどまらず、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を共に維持・強化するグローバル・パートナーとなっていることを確認したことを踏まえ、両者は、外交と開発の取組を通じて、日米や国際社会が直面する諸課題にどのように両国で対応し、連携していくか、どのようにグローバル・サウスの国々に関与していくか等について、戦略的観点から幅広く議論を行いました。
  2. 両者は、外交及び開発分野において、日米それぞれの強みを効果的に活かしつつ、連携して諸課題に取り組んでいくことを確認し、この戦略対話の枠組みを今後も継続していくことで一致しました。
(参考1)日米外交・開発戦略対話

 4月の岸田総理大臣の米国公式訪問の際に立ち上げに合意されたもの。今回、第1回会合を開催。

(参考2)日米首脳会談共同声明(4月10日発出)

 「上記のような無数の課題に効果的に対処するため、我々のグローバルなパートナーシップは、外交と開発の取組を世界的に整合させるべく、それぞれの援助機関を巻き込んだ外務事務次官/国務副長官級の対話を立ち上げる。」


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