報道発表
第48回南極条約協議国会議(ATCM48)の開催地の決定
令和6年4月23日
日本は、2026年5月を目処に「第48回南極条約協議国会議(ATCM48)」の開催国を務める予定です。この会議は、年1回、南極条約の協議国の持ち回りで開催されており、日本での開催は1994年以来32年ぶりになります。
この会議の開催地につき、日本政府として公募の上、厳正な審査を行った結果、広島県広島市において開催することを決定しました。
日本は、南極条約の原署名国及び協議国として、南極を巡る議論に積極的に参加してきました。この会議の日本開催を、南極における国際協力を一層強化する機会とすべく、関係省庁及び自治体を始めとする関係者間で連携し、準備を進めていきます。
(参考)南極条約協議国会議(ATCM)
南極条約協議国と称される、南極において積極的に科学的調査活動を実施してきている国(29か国)が、南極地域の平和的目的の利用、南極地域における科学調査の促進、生物資源の保護保存等の南極条約の原則と目的を助長する措置等を立案し、審議し、及び各協議国政府に勧告するために参集する会議(年1回)。協議国が持ち回りで開催。同時に、環境保護議定書に基づき、環境保護委員会(CEP:Committee for Environmental Protection)も開催される。