報道発表

日・アルゼンチン外相会談及びワーキング・ディナー

令和6年3月21日
モンディーノ外相と握手しながら記念撮影をする上川外務大臣
モンディーノ外相と会談をする上川外務大臣の様子

 3月21日、午後7時10分から、上川陽子外務大臣は、外務省賓客として訪日中のディアナ・エレナ・モンディーノ・アルゼンチン共和国外務・通商・宗務大臣(H.E. Ms. Diana Elena MONDINO, Minister of Foreign Affairs, International Trade and Worship of the Argentine Republic)との間で、日・アルゼンチン外相会談(約40分間)及びワーキング・ディナー(約60分間)を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上川大臣から、モンディーノ外相の初訪日を歓迎した上で、アルゼンチンは、日本にとって価値と原則を共有する戦略的パートナーであり、約6.5万人の日系社会の絆でも結ばれた125年以上にわたる友好関係を更に深化させたい旨述べました。 これに対し、モンディーノ外相は、今回の日本政府の招待に感謝するとともに、日本を初訪問することができ嬉しい、この訪日を機に良好な二国間関係を更に強化していきたい旨述べました。
  2. 上川大臣は、昨年12月に発足したミレイ政権の経済改革を評価するとともに、同時に日本として、2月に発表した「中南米外交イニシアティブ」をアルゼンチンと共に育てていきたい、開発協力等を通じてアルゼンチンの持続的成長を後押ししていく考えである旨述べました。さらに、20年以上にわたる三角協力の実績を高く評価し、今後も中南米の発展に共に貢献すべく、協力関係を一層促進していきたい旨述べました。また、上川大臣は、OECD加盟に向けたアルゼンチン政府の強いコミットメントに対する日本の支持を表明しました。
     これに対し、モンディーノ外相から、アルゼンチンに寄り添った日本の協力に対する謝意が述べられたほか、様々な資源を有しポテンシャルのあるアルゼンチンへの日本からの更なる投資に対する強い関心が示されました。上川大臣からは、日本企業のより円滑な活動及び投資促進のため、投資協定及び租税条約の発効に向けた国内手続の早期完了や、アルゼンチンのビジネス環境の改善への期待を述べました。
     また、両外相は、従来の協力に加えて、宇宙や原子力を含む科学技術分野といった、両国の将来に向けた協力分野の開拓も視野に入れた意見交換も行いました。スポーツ、音楽、文化での人的交流が進んでいることを両外相で確認しました。
  3. 両外相は、中南米情勢など国際場裡における協力について意見交換を行い、国際社会を分断や対立ではなく協調に導くためには価値や原則を共有する同志国としての連携が、これまでになく重要であるとの点で一致しました。また、上川大臣からWPSを主要外交政策の一環として力強く推進していることにも言及しました。
  4. なお、今回の外相会談においては、能登半島地震の被害に対するお見舞いのメッセージへ感謝しつつ、被災地の復興を願い、上川大臣から九谷焼の茶器を贈呈するとともに、夕食会において北陸地方の食材を使った料理を提供し、モンディーノ外相からは、心のこもったもてなしに対する謝意が表明されました。

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