報道発表

国際原子力機関(IAEA)理事会理事による辻󠄀外務副大臣表敬

令和6年2月16日
国際原子力機関理事による辻󠄀外務副大臣表敬の様子
国際原子力機関理事と辻󠄀外務副大臣の懇談の様子

 2月16日、午後5時15分頃から約20分間、辻󠄀清人外務副大臣は、訪日中の5名の国際原子力機関(IAEA)理事会理事(インド、アルゼンチン(IAEA理事会の現議長国)、ブルキナファソ、豪州、バングラデシュ)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、辻󠄀副大臣から、訪日を歓迎するとともに、IAEAにおける我が国の取組、特に原子力の平和的利用の促進における取組を紹介するとともに、環境・医療等の課題解決に資するこれらの取組を継続していく旨述べました。また、ALPS処理水の海洋放出や北朝鮮の核問題への我が国の対応についても説明し、IAEA及び関係各国と緊密に連携していきたい旨述べました。
  2. これに対し、各IAEA理事は、我が国の招へいに謝辞を述べつつ、今回の訪問を通じて日本の原子力の平和的利用、原子力安全等への取組に関する理解を深めることができた、IAEA場裏において、日本と連携していきたい旨述べました。
(参考1)国際原子力機関(IAEA)
 IAEAは、原子力の平和的利用の促進を主要な目的の一つとして、医療、環境、食料等の分野において原子力応用を推進するとともに、開発途上国に対し様々な技術協力活動を実施してきている。原子力の平和的利用は、地球規模課題の解決やSDGsの達成に資するものとして、近年ますます注目が高まっている。
(参考2)国際原子力機関(IAEA)理事会理事
 IAEAでは、加盟国のうち35ヵ国を理事国として指定・選出し、それらの国の駐ウィーン国際機関代表部大使が理事を務めることとなっている。理事国は、指定理事国(我が国を含む原子力先進国)と選出理事国(任期2年)によって構成されている。

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