報道発表
日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の実施(結果)
令和6年2月5日
2月3日及び4日、青森県の米軍三沢飛行場内アメリカンスクールにて「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」(Student Educational Exchange and Dialogue (SEED) project)の今年度の事業が開催されたところ、概要は以下のとおりです。
1 「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」の狙い
在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中高生と在日米軍関係者の子息である米国人の中高生が、文化・教育交流を通じて相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的としています。 今般開催された米軍三沢飛行場での事業では、「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」等をテーマに、日米の中高生約40名が交流しました。
2 概要
(1) 開会式(2月3日)
日本側から、穂坂外務大臣政務官、米側からエリン・グラザック米国防省教育部(DoDEA)太平洋東地区副教育長等が出席し、挨拶を行いました。
(2) 学生によるプレゼンテーション
(ア)1日目:2月3日(土)
学生たちは、グループに分かれ、「日米文化交流」をテーマに自国の文化を紹介し合い、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。
(イ)2日目:2月4日(日)
学生たちは、「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」をテーマに、様々なアイディアを出し合い、地元を広報するためのオリジナルのご当地キャラクターを考え、英語及び日本語で寸劇によるプレゼンテーションを行いました。
(3) 閉会式(表彰式及び修了式)(2月4日)
日本側から、小檜山三沢市長、杉浦外務省日米地位協定室長等、米側からマシュー・ケンケル米空軍三沢飛行場副司令官(大佐)、ポール・ハックラン米海軍三沢飛行場司令官(大佐)、スティーヴン・ドレスクラーDoDEA太平洋東地区補佐官等が出席し、参加者全員の2日間の健闘を称え、挨拶を行いました。
3 参加した日米学生の感想 (一部紹介)
- 積極的に話そうとするのが大事だと思いました。お互いに相手の文化を知りたくて参加しているので、恥ずかしがらずに、完璧ではない英語でも、自分の気持ちをジェスチャーで大きく表現するなど、伝えようとする気持ちがあれば伝わります。(日本側の参加者)
- 他では味わえない経験をすることができ、とても楽しめました。より日本文化や日本の学校生活について知りたくなりました。日米の学校生活を比較しましたが、大きな差があり、規則の違いに驚きました。このイベントにまた参加したいです。(米側の参加者)
(参考)実施形態
○共催:外務省、米国防省教育部(Department of Defense Education Activity: DoDEA)
○後援:三沢市
○開催協力:米軍三沢飛行場
○後援:三沢市
○開催協力:米軍三沢飛行場