報道発表
駐日太平洋島嶼国大使グループによる上川外務大臣表敬
令和6年1月31日
1月31日、午後5時25分から約30分間、上川陽子外務大臣は、駐日太平洋島嶼国大使グループによる表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、上川大臣から、太平洋島嶼国駐日大使グループにお会いでき嬉しいと述べ、能登半島地震に対する各国からのお見舞いメッセージへの謝意を伝えました。
- また、上川大臣は、太平洋島嶼国は、キズナで結ばれた長年のパートナーであり、基本的な価値や原則を共有する重要なパートナーであると述べ、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)実現の観点からも重視している旨述べました。さらに、駐日大使のサポートも得て、本年予定している第10回太平洋・島サミット(PALM10)及び中間閣僚会合を成功に導いていきたい旨述べました。
- これに対し、各国大使からは、太平洋島嶼国地域における日本の役割と二国間関係の重要性について言及があり、日本政府と緊密に連携し、PALM10の成功を収めたい旨の発言がありました。
- 上川大臣から、ALPS処理水に関し、昨30日にIAEAにより発表された、関連する国際安全基準の要求事項と合致しないいかなる点も確認されなかったことを確認する報告書に触れつつ、我が国として引き続きIAEAと緊密に連携し、科学的根拠に基づき、高い透明性をもって説明を継続していく旨述べました。
- 最後に、上川大臣から、日本の自治体との緊密な連携を含め、我が国との関係強化のための各国大使の取組に謝意と期待を表明しました。
(参考)駐日太平洋島嶼国大使グループ
我が国に大使館を設置している7か国(ミクロネシア連邦、サモア独立国、トンガ王国、パプアニューギニア独立国、マーシャル諸島共和国、パラオ共和国、フィジー共和国)の駐日大使によるグループ