報道発表
ヒューストン米海軍原子炉管理局長による辻󠄀外務副大臣表敬
令和6年1月24日
1月24日、午後5時から約20分間、辻󠄀清人外務副大臣は、訪日中のウィリアム・J・ヒューストン米海軍原子炉管理局長(海軍大将)(Admiral William J. Houston,Director of Naval Nuclear Propulsion Program, U.S.A.)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、辻󠄀副大臣から、昨年11月に屋久島沖で発生したCV-22オスプレイの墜落事案で亡くなられた乗組員の方々に心から哀悼の意を表すとともに、先般の能登半島地震に関する米国からのお見舞いのメッセージ、及び米軍による支援に対して謝意を表しました。
- その上で、辻󠄀副大臣から、ヒューストン局長が就任後初めて訪日されたことを歓迎し、日本周辺の安全保障環境が一層厳しくなる中、日米同盟は、地域及び国際社会の平和と安定の観点から重要としつつ、在日米軍が駐留する地元自治体との協力関係の維持・強化に向けた協力を依頼しました。更に、本年、横須賀に前方展開する米原子力空母がロナルド・レーガンからジョージ・ワシントンへ交代するにあたり、原子力艦の安全性を、引き続き確保するよう要請しました。
- これに対し、ヒューストン局長は、米国は地域の安全保障環境に係る認識を共有し、原子力艦の運用に当たっては、今後も高い水準の安全性を確保していく旨述べました。
- その他、両者は、日米間の安全保障に関する協力を含め、幅広く意見交換を行いました。
(参考)米海軍原子炉管理局
米海軍原子炉管理局は、開発から保守、廃棄まで、米海軍の原子力艦に関する業務全般を所管しており、原子力艦が我が国に寄港するに当たって、安全性の確保・確認を行う組織。
米海軍原子炉管理局は、開発から保守、廃棄まで、米海軍の原子力艦に関する業務全般を所管しており、原子力艦が我が国に寄港するに当たって、安全性の確保・確認を行う組織。