報道発表
オットーネ国際連合教育科学文化機関(UNESCO)事務局長補(文化担当)による上川外務大臣表敬
令和6年1月19日


1月19日、午後1時35分から約20分間、上川陽子外務大臣は、訪日中のエルネスト・レナト・オットーネ・ラミレス国際連合教育科学文化機関(UNESCO)事務局長補(文化担当)(Mr. Ernesto Renato Ottone Ramirez, Assistant Director General for Culture, UNESCO)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、上川大臣から、能登半島地震発災後のユネスコ事務局からのお見舞いのメッセージに感謝する旨述べました。その上で、国際社会が分断を深める今日、ユネスコの果たす役割の重要性はかつてなく高まっており、日本としてユネスコとの関係強化に強くコミットしている旨述べ、財政的貢献等を通じた文化遺産保護やウクライナ支援への決意を述べました。
- オットーネ事務局長補から、日本による財政的貢献や米国再加盟に向けた外交努力に謝意を表するとともに、文化遺産保護の分野をはじめ、日・ユネスコ関係の一層の強化に向けた熱意が示されました。
- 双方は、ユネスコにおける様々な課題に引き続き協力して取り組んでいくことの重要性を確認しました。
[参考]オットーネ・ユネスコ事務局長補の略歴
1972年生まれ(51歳)。チリ人。パリ第9大学ドフィーヌ大学修士号(文化政策・文化機関運営)を取得。チリ文化・芸術・遺産担当大臣(2015年~2018年)等を経て、2018年4月からユネスコ事務局長補(文化担当)を務める。