報道発表

キャンベル米国NSCインド太平洋調整官による上川外務大臣表敬

令和5年12月18日
正面を向き、握手を交わす、上川大臣とキャンベル調整官の様子
着席し、意見交換を交わす、上川大臣とキャンベル調整官の様子

 12月18日、午前9時50分から約30分間、上川陽子外務大臣は、カート・キャンベル米国NSCインド太平洋調整官(The Honorable Kurt Campbell, NSC Coordinator for the Indo-Pacific of the United States of America)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 上川大臣から、インド太平洋地域への米国の関与及びその核たる日米関係の強化を推進してきたキャンベル調整官の功績を高く評価する旨述べた上で、キャンベル調整官の国務副長官への指名について祝意を述べ、今後も日米関係を更に盤石とすべく、引き続きの尽力に期待する旨述べました。
  2. その上で、上川大臣から、昨夜に続く今朝の北朝鮮による弾道ミサイル発射を含め、インド太平洋地域の安全保障環境の悪化は一層深刻であり、拉致問題も含め、北朝鮮への対応において引き続き米国と連携したい旨述べました。
  3. キャンベル調整官から、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を堅持するため、日米関係の更なる強化に向けて、引き続き尽力していきたい旨述べました。また、北朝鮮への対応についても、日米及び日米韓の連携を引き続き維持・強化したい旨発言がありました。

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