報道発表

深澤外務大臣政務官の公開セミナー「G7ジェンダー平等アドバイザリー評議会と考える:社会課題に取り組む企業に向けた投資を加速するために」出席

令和5年12月14日

 12月14日、深澤陽一外務大臣政務官は、都内で開催された笹川平和財団主催による公開セミナー「G7ジェンダー平等アドバイザリー評議会と考える:社会課題に取り組む企業に向けた投資を加速するために」に出席し、閉会挨拶を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、角南篤笹川平和財団理事長による開会挨拶に続き、アンダ・サパルダン氏(Sehati Group共同創業者)及び渋澤健氏(シブサワ・アンド・カンパニー代表取締役)が順に講演を行いました。
  2. 続いて、「インパクトファンドによる価値創造と社会課題解決への取組、そしてその取組をどのようにスケールアップしていくのか」をテーマとするパネルディスカッションが行われました。同パネルディスカッションでは、渋澤氏がモデレーターを務め、サパルダン氏のほか、マキシム・ウィナト氏(UN Women東・南部アフリカ地域事務所長)及びサラ・サンズ氏(ブリティッシュカウンシル副理事長)がパネリストとして登壇し、活発に議論が行われました。
  3. 最後に深澤政務官が登壇し、本セミナーにおいて、様々な専門的視点から示唆に富んだ議論が行われたことは大変有意義であったとし、笹川平和財団及び登壇者を始めとする関係者に謝意を述べました。そして、外務省として、今後も幅広い立場の方々からの意見も踏まえつつ、全ての政策分野にジェンダー平等を主流化させるべく取組を進めていく、と述べました。
(参考)G7ジェンダー平等アドバイザリー評議会(GEAC)

 GEACは、G7の首脳に対してジェンダー平等に関する提言を行う外部諮問機関。2018年に同年のG7議長国であるカナダが発足させ、以降、例年G7議長国が招集し、GEACから議長国首脳に対し、ジェンダー平等の実現と女性のエンパワーメントの促進に向けた有益な提言が提出されてきた。本年も、G7や国際機関からジェンダー分野で活躍する14名の委員が招集され、岸田総理に対し、G7広島サミットに先立つ5月8日に提言を提出するとともに、12月12日に最終報告書を提出した。本セミナーに出席したアンダ・サパルダン氏、マキシム・ウィナト氏及びサラ・サンズ氏はGEAC委員。


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