報道発表

上川外務大臣のスイス連邦訪問(第2回グローバル難民フォーラム出席)

令和5年12月8日

 諸般の事情が許せば、上川陽子外務大臣は、第2回グローバル難民フォーラム(GRF)に出席するため、12月12日から12月14日までスイス連邦のジュネーブを訪問する予定です。

  1. GRFは、4年に1度開催される、世界の難民受入国、ドナー国、国際機関等が一堂に会する会合です。今次会合で、日本は共催国を務めています。
  2. 現在、世界では1億人以上の難民・避難民が発生しています。現下のイスラエル・パレスチナ情勢やロシアによるウクライナ侵略など、世界各地で長期化する紛争により、人道状況は悪化の一途をたどっています。
  3. 上川大臣は、GRFにおいて、短期的な人道支援に加え、より未来を見据えた、中長期的なアプローチの必要性や、難民・避難民問題の解決における「女性・平和・安全保障」、いわゆるWPSの考え方などの重要性を強調しつつ、人道状況の改善に向けた国際社会の団結と協力強化を呼びかける予定です。
(参考1)上川外務大臣出張日程
  12月12日  東京発
   ジュネーブ着
13日  第2回グローバル難民フォーラム出席
   国際機関等との会談等
   ジュネーブ発
14日  東京着
(参考2)第2回GRFの概要
  1. 日時:令和5年12月13日-15日
  2. 主催:UNHCR、スイス
    共催:日本、フランス、コロンビア、ヨルダン、ウガンダ
  3. GRFは、UNHCRが主導する、難民グローバル・コンパクト(GCR)(注)のフォローアップ会合。世界の難民受入国・ドナー国・国際機関等が一堂に会し、難民問題解決に向けた取組を共有し、今後の政策的貢献を示す場。
        (注)2018年、増え続ける難民・避難民への対応として、 難民支援のための新しい国際的な枠組みとして国連総会にて採択。(ア)難民受入国の負担軽減、(イ)難民の自立支援、(ウ)第三国での解決策の拡大、(エ)安全で尊厳のある帰還環境整備を目指す。

報道発表へ戻る