報道発表

目黒依子女性・平和・安全保障(WPS)行動計画評価委員会委員長ほかによる上川外務大臣表敬

令和5年12月1日
目黒依子女性・平和・安全保障(WPS)行動計画評価委員会委員長ほかによる表敬を受ける上川大臣
上川大臣と目黒依子女性・平和・安全保障(WPS)行動計画評価委員会委員長ほかによる懇談の様子

 12月1日、午後0時40分から約40分間、上川陽子外務大臣は、目黒依子女性・平和・安全保障(WPS)行動計画評価委員会委員長ほかによる表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 目黒依子WPS行動計画評価委員会委員長ほか評価委員は、紛争解決と平和構築に女性の参画が不可欠とした国連安保理決議第1325号及び関連決議の履行のために日本が策定した女性・平和・安全保障に関する行動計画について、政府の実施状況の評価を担う評価委員会として、5回目となる評価報告書を作成し、大臣に手交しました。
  2. 上川大臣は、評価報告書の作成に謝辞を述べた上で、日本は安保理理事国でもあり、また、ウクライナや中東の情勢を念頭にWPSの視点を入れた取組を実施していきたい旨述べました。
  3. さらに、上川大臣と評価委員との間で国内におけるWPSの理解促進について活発な意見交換が行われました。
(参考)女性・平和・安全保障(Women, Peace and Security: WPS)に関する国連安保理決議第1325号

 2000年、国連安全保障理事会(安保理)において、同理事会史上初めて、国際的な平和と紛争予防、紛争解決には女性の平等な参画や紛争下の性暴力からの保護、ジェンダー平等が必要であると明記した「女性・平和・安全保障(Women, Peace and Security: WPS)に関する安保理決議第1325号」が全会一致で採択された。本決議及びその後採択された関連の9本の決議の履行のため、日本は2015年に第1次、2019年に第2次、2023年に第3次行動計画を策定。


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