報道発表
ラオス人民民主共和国に対する無償資金協力「食料援助(WFP連携)」に関する書簡の署名・交換
令和6年12月4日
12月4日(現地時間同日)、ラオス人民民主共和国の首都ビエンチャンにおいて、小泉勉駐ラオス人民民主共和国日本国特命全権大使と、マーク・アンドレ・プロスト世界食糧計画ラオス事務所代表(Mr. Mark-Andre PROST, Country Director, World Food Programme in Lao PDR)との間で、ラオスに対するWFPを通じた食料援助として供与額2億円の無償資金協力に関する書簡の署名・交換が行われました。
- ラオスは自然災害に対して脆弱な国であり、特に大雨・洪水リスクの高い雨季は、農家にとって収穫前の時期でもあることから、食糧不足が深刻となっています。さらに近年の急激なインフレによる経済危機が重なったことによって、地方の農村部を中心に大幅な収入減による食糧不足が発生していることから、食料支援が急務となっています。
- 本協力は、ラオス南部の食料安全保障の改善を目的として、我が国の政府米及び被災地産魚缶詰による食料援助を実施するものです。
(参考)ラオス人民民主共和国基礎データ
ラオス人民民主共和国は、面積約24万平方キロメートル(日本の本州と同程度の広さ)を有し、人口約763万人(2023年、世界銀行)、人口1人当たりの国民総所得(GNI)は2,120米ドル(2023年、世界銀行)。