報道発表

堀井外務副大臣とコーヘン駐日イスラエル大使との会談

令和5年10月26日
ギラッド・コーヘン駐日イスラエル大使と握手をする堀井外務副大臣
堀井外務副大臣とギラッド・コーヘン駐日イスラエル大使の会談

 10月25日、午後5時から約30分間、堀井巌外務副大臣は、イスラエル・パレスチナ情勢について、ギラッド・コーヘン駐日イスラエル特命全権大使(H.E. Mr. Gilad COHEN, Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of the State of Israel)の訪問を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 堀井副大臣から、我が国は、今般のハマス等によるテロ攻撃について断固として非難しており、犠牲者の御遺族に対して哀悼の意を表し、負傷者の方々に心からお見舞い申し上げる旨述べました。
  2. また、日本としてイスラエル国民との連帯の意を表するとともに、イスラエルが国際法に従って自国及び自国民を守る権利を有するという日本側の認識を改めて伝達しました。
  3. その上で、ガザ地区における人道状況は深刻化の一途を辿っており、同地区への人道物資の搬入の継続及び搬入量の増大が極めて重要であり、ガザ地区の一般市民に必要な支援が行き届くよう、人道目的の一時的な戦闘休止及び人道アクセス確保のための協力を要請しました。さらに、邦人の安全確保について改めて協力を求めました。
  4. コーヘン大使からは、日本から示されている連帯の気持ちに深く感謝する、イスラエルとしても人的被害を最小限とするよう努めている、邦人の安全確保にはこれからも最大限協力したいとの発言がありました。
  5. 両者は、地域の安定のため、引き続き緊密に意思疎通していくことで一致しました。

報道発表へ戻る