報道発表
日米外相電話会談
令和5年9月14日
9月14日午後9時10分から約10分間、上川陽子外務大臣は、アントニー・ブリンケン米国国務長官(The Honorable Antony Blinken, Secretary of State of the United States of America)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、上川大臣から、ブリンケン国務長官と良い関係を築き、かつてなく強固になった日米同盟をより一層強化していきたい旨述べました。
これに対して、ブリンケン国務長官から、上川大臣の就任に対し祝意が述べられました。 - 上川大臣から、国際秩序の根幹が揺らぐ中、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化すべく、引き続きG7議長国としての役割を果たしていく旨述べました。両外相は、地域情勢等について意見交換を行い、ロシアによるウクライナ侵略、中国をめぐる諸課題への対応、北朝鮮の核・ミサイル開発や拉致問題等、国際社会が直面する課題について引き続き日米で緊密に連携していくことを確認しました。
- 両外相は、一層厳しさを増す地域の安全保障環境に鑑みて、本年1月の日米「2+2」の成果も踏まえ、日米同盟の抑止力・対処力の一層の強化に向けた協力を継続していくことを確認しました。
- 両外相は、経済分野でも日米連携が拡大・深化しているとの認識で一致し、引き続き連携していくことを確認しました。