報道発表
アーテフ・大エジプト博物館及び周辺地域総責任者による武井外務副大臣表敬
令和5年8月7日


8月7日、武井俊輔外務副大臣は、訪日中のアーテフ・ムフターフ・大エジプト博物館及び周辺地域総責任者(Major General Atef Moftah Saleh Tolba, General Director of the Grand Egyptian Museum and Surrounding Area)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、武井副大臣は、アーテフ総責任者の訪日を歓迎し、日・エジプト開発協力の象徴である大エジプト博物館(GEM)の開館への期待を示し、同博物館の開館に向けて重要な役割を果たしてきた同総責任者の貢献を評価する旨述べました。
- これに対し、アーテフ総責任者から、日本政府によるこれまでのGEMに対する協力への謝意と、今後のGEMの展望について述べる等、双方は有意義な意見交換を行いました。
(参考)大エジプト博物館(GEM: Grand Egyptian Museum)
三大ピラミッドが位置するギザ地区 (カイロ南西 15km)に開館予定の、世界最大規模の博物館。我が国は、博物館建設にあたり総額約842億円の円借款供与による資金支援のほか、隣接する保存修復センターにおける遺物の保存修復、博物館運営や展示能力強化等を目的とした技術面での協力を実施。ツタンカーメンの黄金のマスク等の文化財が本博物館に移転・展示予定であり、エジプトの歴史的文化遺産の保存・修復・展示・教育・研究等諸機能の強化や観光振興への貢献が期待される。