報道発表
スーダンにおける人道支援のための緊急無償資金協力等
令和5年6月16日
6月16日、日本政府は、スーダンにおける人道支援のための500万ドルの緊急無償資金協力を実施することを決定しました。
- 本年4月にスーダン国軍と即応支援部隊との衝突が発生し、現在も戦況の改善が見通せない中、スーダン国内の人道状況がさらに悪化していることを受け、日本政府は、国際機関を通じて、食料、生活必需品、保健・医療等の分野で500万ドルの支援を実施します。
- また、これに加えて、スーダン及び周辺国のチャド共和国において、ジャパン・プラットフォーム(JPF)を通じ、日本のNGOによる約146万ドルの支援が決定されました。
- 今次支援は、5月の岸田文雄内閣総理大臣のアフリカ訪問に際し、スーダン情勢への対応で緊密に連携することを伝達したこと、また、G7広島サミットでも、G7として支援に取り組んでいくことで一致したことを踏まえ、実施するものです。
- 我が国として、引き続き関係国と緊密に連携しながら、スーダンにおける早期の停戦と人道支援に取り組んでいきます。
(参考)機関別支援額内訳
- 国際機関を通じた支援:500万ドル
- 国連世界食糧計画(WFP):200万ドル
食料、ロジスティクス - 赤十字国際委員会(ICRC):130万ドル
保健・医療、水・衛生、保護 - 国際移住機関(IOM):100万ドル
生活必需品 - 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR):60万ドル
避難施設、生活必需品 - 国連人道問題調整事務所(OCHA):10万ドル
機関間調整
- 国連世界食糧計画(WFP):200万ドル
- 日本のNGO(ジャパン・プラットフォーム(JPF)経由):2億円(約146万ドル)
- 食料、保健、水・衛生等