報道発表
スーダン周辺国における難民・帰還民に対する緊急無償資金協力
令和5年5月16日
5月16日、日本政府は、スーダン周辺国における難民・帰還民に対する支援として、350万ドルの緊急無償資金協力を実施することを決定しました。
- 今回の緊急無償資金協力により、日本政府は、本年4月に発生したスーダン国軍と即応支援部隊との衝突を受けて、エジプト、チャド及び南スーダンに多数の難民・帰還民が流入していることを踏まえ、国際機関を通じて、シェルター・生活必需品、食料、保護の分野で計350万ドルの支援を実施します。
- 今次支援は、先般の岸田文雄内閣総理大臣のアフリカ訪問に際し、周辺国における難民に対する緊急人道支援を実施する用意がある旨を伝達したことを踏まえ、具体化するものです。
- 我が国として、引き続き関係国と緊密に連携しながら、スーダンにおける早期の停戦と人道支援に取り組んでいきます。
(参考)国際機関別支援額内訳
- 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR):200万ドル
シェルター・生活必需品、保護 - 国連世界食糧計画(WFP) :150万ドル
食料