報道発表
林外務大臣とコーマン経済協力開発機構(OECD)事務総長とのテレビ会談
令和4年2月7日


2月7日、午後5時35分から約20分間、林芳正外務大臣は、マティアス・コーマンOECD事務総長(Mr. Mathias Cormann, Secretary General of the OECD)とテレビ会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、林大臣から、アジア太平洋地域出身であるコーマン事務総長は我が国にとって大変心強く、新型コロナからの回復や気候変動といったグローバルな課題への対応に向けたOECDの役割に強く期待する旨述べました。これに対し、コーマン事務総長から、引き続き、日本と緊密に協力していきたい旨述べました。
- また、林大臣から、自由で公正な経済秩序を拡大するため、世界の成長のエンジンであるインド太平洋地域において、OECDが主導してきた国際的なルールやスタンダードの遵守と普及を更に進めることが必要である旨述べました。これに対して、コーマン事務総長も、9日に開催される東南アジア地域プログラム(SEARP)閣僚会合に触れつつ、東南アジアへのアウトリーチの重要性について述べました。
- 最後に、双方は、2024年の日本のOECD加盟60周年も見据え、日OECD関係を更に強化していくことで一致しました。
(参考)マティアス・コーマンOECD事務総長
- オーストラリアの予算大臣等を歴任し、2021年6月にOECD事務総長に就任。
- OECD事務総長就任後、我が国の外務大臣との本格会談は今回が初。