報道発表
日韓局長協議の開催（結果）
令和3年9月16日
9月16日、船越健裕外務省アジア大洋州局長は、訪日中の李相烈（イ・サンヨル）韓国外交部アジア太平洋局長との間で、日韓局長協議を実施しました。
- 今次協議は、日韓関係が引き続き非常に厳しい状況にある中で、両国の外交当局間において行ってきている意思疎通の一環として実施されたものです。両局長は、昨15日の北朝鮮による弾道ミサイル発射を含む核・ミサイル開発の動向等も念頭に、地域の平和と安全にとって日韓・日米韓協力が重要であることを改めて確認しました。また、両国間の懸案を含む二国間関係全般について意見交換を行いました。
- 我が方からは、旧朝鮮半島出身労働者問題や慰安婦問題、竹島問題等の両国間の問題に関する日本の一貫した立場を改めて伝達し、韓国側に適切な対応を強く求めました。
- 先方からは、これらに関し、韓国側の立場に基づく説明がありました。
- この他、日韓双方の関心の高い事項についても互いの立場に基づく率直な意見交換が行われ、両局長は、今後とも、日韓関係を健全な関係に戻すべく、外交当局間の意思疎通を継続していくことで一致しました。