報道発表
エヴラール国際原子力機関(IAEA)事務次長による鷲尾外務副大臣表敬
令和3年9月9日



9月9日、14時20分から約20分間、鷲尾英一郎外務副大臣は、9月6日から10日にかけて東京電力福島第一原子力発電所のALPS処理水の取扱いに係る協力等について日本側関係者と意見交換を行うために訪日中のリディ・エヴラールIAEA事務次長(Ms.Lydie Evrard, Deputy Director General of the International Atomic Energy Agency (IAEA))の表敬を受けました。
- 鷲尾外務副大臣から、今般のエヴラールIAEA事務次長一行の訪日を歓迎するとともに、東京電力福島第一原子力発電所のALPS処理水の取扱いに関する我が国の取組に関するこれまでのIAEAの支援に謝意を述べたほか、核不拡散と原子力の平和的利用の促進におけるIAEAの役割の重要性等について述べました。
- これに対し、エヴラール事務次長から、今般の訪日の成果等について説明がありました。
- 両者は、今後ともIAEAと日本との間で緊密に連携していくことで一致しました。
[参考]ALPS処理水とはALPS(多核種除去設備(Advanced Liquid Processing System))等により、トリチウム以外の放射性物質について安全に関する規制基準値を確実に下回るまで浄化した水。