報道発表

ミャンマーに関するG7外相声明

令和3年2月23日

 2月23日(日本時間)、標記文書を発出しました。

(声明仮訳)

 我々、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国のG7外相及びEU上級代表は、平和的な抗議活動に対するミャンマーの治安部隊による暴力を断固として非難する。我々は、人命が失われたことに哀悼の意を表明する。国軍及び警察は、最大限自制し、人権及び国際法を尊重しなければならない。非武装の人々に対する実弾の使用は受け入れられない。平和的な抗議活動に暴力で応じるあらゆる者は、その責任を負わなければならない。

 我々は、クーデターに反対する人々への威嚇及び抑圧を非難する。我々は、インターネットの利用停止及び言論の自由を抑圧する過酷な法改正を通じたものを含む表現の自由の締付けについて懸念を提起する。抗議活動の参加者、医師、市民社会及びジャーナリストを体系的に標的とすることは止めなければならず、緊急事態は撤回されなければならない。我々は、引き続き、最も脆弱な人々を支援するための完全な人道アクセスを求める。

 我々は、引き続き、ミャンマーにおけるクーデターを結束して非難する。我々は、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問及びウィン・ミン大統領を始めとする恣意的に拘束された人々の即時かつ無条件の解放を改めて求めるとともに、ミャンマーの人々が民主主義と自由を探求する中で、彼らと共にあり続ける。


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