報道発表

ザンビアに対する無償資金協力に関する書簡の交換

平成25年7月19日

    1.  本19日(現地時間同日),ザンビア共和国の首都ルサカにおいて,江川明夫駐ザンビア大使とイヨラムン・ウーア国連児童基金(ユニセフ)ザンビア事務所代表(Dr. Iyorlumun J. Uhaa, UNICEF Representative in the Republic of Zambia)との間で,2億2,100万円を供与限度額とするユニセフを通じた無償資金協力「コールドチェーン展開計画」に関する書簡の交換が行われました。
    2.  この協力は,ザンビアの全国の保健施設を対象に,小児感染症予防のためのワクチンの保管用冷蔵庫570台,保管用コールド・ボックス500台を供与するとともに,冷蔵庫の維持管理を行う技術者の育成を支援するものです。
    3.  ザンビアの出生平均余命は48歳で,アフリカ地域の平均(54歳)を大幅に下回っており,特に高い乳幼児の死亡率がその大きな原因となっています。5歳未満の子どもの死亡原因の中でも,下痢症疾患,肺炎,麻疹,小児の急性弛緩麻痺等の感染症が多く,ザンビア政府はワクチンによる予防接種を導入しましたが,ワクチンを保管するための冷蔵庫が大幅に不足しています。
    4.  この協力により,全国規模のワクチン接種体制が構築され,新たに約55万人の新生児が定期的にワクチンを接種することが可能となり,乳幼児死亡率の低下につながることが期待されます。
    5.  我が国は6月に開催した第5回アフリカ開発会議(TICADV)において,「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」の実現に向けた保健システム強化等を支援していくことを表明しており,本件協力はこれを具体化するものです。

    (参考1)ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ
     全ての人々が基礎的保健医療サービスを受けることが可能な状況。

    (参考2)ザンビア共和国はアフリカ南部の内陸に位置し,面積約75万3千平方キロメートルを有し,人口は約1,347万人(世銀,2011年),一人当たりGNI(国民総所得)は1,160米ドル(世銀,2011)。


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