報道発表

バングラデシュ人民共和国に対する人材育成支援無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する書簡の交換

平成25年6月27日
  1.  本27日(現地時間同日),バングラデシュ人民共和国の首都ダッカにおいて,我が方佐渡島志郎駐バングラデシュ大使と先方ムハンマド・アブル・カラム・アザド財務省経済関係局次官(Mr. Md. Abul Kalam Azad, Secretary, Economic Relations Division, Ministry of Finance)との間で,1億8,000万円(3か年に亘る国庫債務負担行為。平成25年度:7,100万円,平成26年度:6,300万円,平成27年度:4,600万円)を供与限度額とする人材育成支援無償資金協力「人材育成奨学計画」(The Project for Human Resource Development Scholarship)に関する書簡の交換が行われました。
  2.  この計画は,バングラデシュの公共政策,経済,環境政策,国際関係を担う優秀な若手行政官が,我が国で学位を取得するために必要な学費等を供与するものです。バングラデシュ政府は,ガバナンスの改善を貧困削減・経済成長のために不可欠と位置づけており,公務員の人材育成,能力強化は,公共サービスの強化等の観点からも重要な課題となっています。
  3.  この協力により,バングラデシュの行政官が各分野の専門的知識を習得し,帰国後は,バングラデシュ政府の政策立案等に貢献することが期待されます。また,日・バングラデシュ間の相互理解及び友好関係の強化,国際的な知的ネットワークの強化にも貢献することが期待されます。

(参考)バングラデシュは,面積約14.4万平方キロメートル,人口(国内在住)1億4,231万人(2011年,バングラデシュ統計局),一人当たりGNIは約770米ドル(2011年,世銀)。


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