報道発表

第2回東アジア低炭素成長パートナーシップ対話の開催

平成25年4月19日
  1.  5月18日、我が国は、昨年に引き続き、東京において、第2回東アジア低炭素成長パートナーシップ対話を開催します。
  2.  本対話は、気候変動問題に効果的に対処するためには、気候変動交渉の進展に加え、世界全体の低炭素化に向けた実際的な取組の進展が不可欠であるとの認識に基づき、我が国が進めている地域協力の一環であり、昨年に続く2回目の会合となります。岸田文雄外務大臣及びカンボジアのモック・マレット上級大臣兼環境大臣(H.E. Dr Mok Mareth, Senior Minister, Minister of Environment of Kingdom of Cambodia)が共同議長を務め、東アジア首脳会議(EAS)参加国の政府関係者(閣僚級)及び関係国際機関の参加を得て、世界の成長センターであるとともに最大の温室効果ガス排出地域である東アジアにおける低炭素成長実現のための地域協力のあり方について議論を行うものです。
  3.  今回の会合では、「我が国が技術で世界に貢献していく攻めの地球温暖化外交戦略を組み立てる」との総理指示(1月25日)を踏まえ、中心テーマを技術としています。具体的には、(1)低炭素成長のための戦略的アプローチ(官民連携のあり方を含む)、(2)低炭素成長に資する技術移転の促進のための政策課題と環境整備、(3)市場メカニズムを含む様々なアプローチの活用と可能性(低炭素成長に資する技術の効果的活用につながる各種取り組みを含む)等について議論される予定です。また、この機会に、様々な関連サイドイベントが開催される予定です。

【参考】 第2回東アジア低炭素成長パートナーシップ対話及び関連サイドイベント
(1)第2回東アジア低炭素成長パートナーシップ対話
日時:5月18日(土)9:30~
場所:東京プリンスホテル
(2)関連サイドイベント
シンポジウム「東アジア低炭素成長ナレッジ・プラットフォーム」
日時:5月17日(金)13:30~17:30
場所:イイノホール&カンファレンスセンター
主催:公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)、独立行政法人国立環境研究所(NIES)、独立行政法人国際協力機構(JICA)


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