報道発表
エヴラール国際原子力機関(IAEA)事務次長による辻󠄀外務副大臣表敬
令和5年10月23日



10月23日、午前11時から約30分間、辻󠄀清人外務副大臣は、訪日中のリディ・エヴラール国際原子力機関(IAEA)事務次長(Ms. Lydie Evrard, Deputy Director General and Head of the Department of Nuclear Safety and Security of the International Atomic Energy Agency)による表敬を受けました。
- 辻󠄀副大臣から、今般のエヴラールIAEA事務次長の訪日を歓迎するとともに、東京電力福島第一原子力発電所のALPS処理水の取扱いに関する我が国の取組に関する、これまでのIAEAの支援に謝意を述べました。また、辻󠄀外務副大臣から、我が国は、原子力分野において重要な役割を担うIAEAの取組を引き続き重視しており、先般署名した「ALPS処理水に関する日本とIAEAとの間の協力覚書」も念頭に、中立的で高い専門性を有するIAEAとの関係を強化することは、我が国のALPS処理水の海洋放出における安全性の取組に係る透明性を確保する上で、非常に重要であると述べました。
- これに対し、エヴラール事務次長から、今般の東京電力福島第一原子力発電所の視察で、ALPS処理水の放出は、IAEAが定める安全基準に基づき、予定どおり実施されていることを含む訪日の成果等について説明がありました。
- 両者は、今後ともIAEAと日本との間で緊密に連携していくことで一致しました。