報道発表

G7外相会合
(「中東に関するワーキング・ディナー」概要)

令和5年11月7日
テーブルに着き、写真撮影に応じる、G7各国外相及びEU上級代表の様子
「中東に関するワーキング・ディナー」セッションで発言する、上川大臣の様子(接写)
「中東に関するワーキング・ディナー」セッションで発言する、上川大臣の様子(遠写)

 11月7日、午後8時10分から約130分間、上川陽子外務大臣は、「中東に関するワーキング・ディナー」を開催したところ、概要は以下のとおりです(G7各国外相及びEU上級代表が参加)。

  1. 本セッションでは、冒頭、上川大臣から、9月のニューヨークに続き、こうして対面で再会できてうれしい、国際情勢が益々厳しく複雑化する中、G7の緊密な意思疎通がこれまで以上に重要である旨述べました。
  2. 上川大臣からは、直近の危機への対応について、我が国の立場に基づき発言する中で、人質の即時解放とガザの人道状況の改善が最優先であり、人道支援の十分かつ継続的な供給とともに、その前提となる人道的休止・人道アクセスの確保について、関係国に協力を働きかけていく必要がある旨述べました。
  3. ガザを中心とする人道支援に関しては、日本は、既に決定した1,000万ドルの緊急無償資金協力に加え、当面の措置として、約6,500万ドルの追加的な人道支援を行うべく、取り組んでいる旨紹介しました。
  4. また、ガザの将来や中東和平プロセスの再活性化について検討することが重要であり、今後、あらゆるレベルで、G7間で議論していきたい旨述べました。

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