報道発表

山田外務副大臣のインド太平洋経済枠組み（IPEF）閣僚級会合への出席（結果）

令和5年5月27日

　5月27日、米国のデトロイトにおいて、インド太平洋経済枠組み（IPEF）の閣僚級会合が開催され、我が国から、西村康稔経産大臣及び山田賢司外務副大臣が出席しました。概要は以下のとおりです。

本閣僚級会合は、キャサリン・タイ米国通商代表及びジーナ・レモンド米国商務長官の共催にて開催され、我が国の他、豪州、ブルネイ、フィジー、インド、インドネシア、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、韓国、シンガポール、タイ、ベトナムの代表が出席しました。
同会合において、出席者は、（1）柱1「貿易」、（2）柱2「サプライチェーン」、（3）柱3「クリーン経済」、（4）柱4「公正な経済」の4分野に関して議論を行い、会合後、（2）柱2のIPEFサプライチェーン協定に関する交渉の実質妥結が発表されました。
山田外務副大臣は、IPEFにおいて、包摂性の確保が不可欠であることを述べるとともに、具体的な協力として、今回交渉が実質妥結した（2）柱2「サプライチェーン」を含む取組履行に資する研修を、シンガポールと共同で実施すること等を発表しました。
また、山田外務副大臣は、滞在中、フィジー、インドネシア、マレーシア、米国及びベトナムの代表との間で二国間会談を行い、IPEFに加え、インド太平洋地域における諸課題について議論し、引き続き緊密に連携していく旨を確認しました。

（参考1）日本及び米国以外の各国からの出席者（国名アルファベット順）

（参考2）別添